アスベスト問題を知る必要性!長野市で中古物件を購入するために

アスベスト問題

2019/01/05

ご存知ですか、長野市で中古物件を購入するためにはアスベスト建材が使用されているか確認することをおすすめします。

みなさんこんにちは
おかげさまで創業55年
長野市北部中心の工務店・塚田建設の1級建築士の塚田です。

アスベスト問題はご存知ですか?
もし中古物件を購入する予定があるのならば、要になるといっても過言はありません。
なぜなら、比較的築浅物件を購入するより高くなってしまう可能性があるからです。

アスベストが社会問題になって10年以上の月日が経過しましたが、この期間は住宅にとってそれほど長い時間ではありませんよね。

そのため中古住宅などを購入する際には、この問題について注意する必要があります。

そこで今回は、中古住宅の購入をお考えの方に向けてアスベスト問題とはどのようなものであるか、それを避けるためにはどういった対策があるのかについてご紹介します。

そもそもアスベスト問題とは

アスベスト問題とは、別名石綿とも呼ばれるアスベストが塵肺、肺がん、肺線維症などの健康被害を引き起こすことです。

アスベストは耐熱性、絶縁性、保温性に優れていることから建設業の現場で使用されてきました。

1988年頃から健康への被害を危険とみなされ、規制が始まりました。

しかし2005年にその健康被害が大きく明るみに出ました。

人間の肺の肺胞にアスベスト繊維が入り込むと白血球では分解することができず、上記に挙げたような健康被害を引き起こします。

この問題以前に建築された物件にはアスベストが使用されている可能性があります。

アスベストの使用されている建物を避けるためには、どのような対策をとればよいのでしょうか?

アスベストへの対策

築年数を確認する

アスベストの被害を受けないためには、アスベストが建材として使用されていない物件を購入することが1番です。

それを見分けるためには築年数を確認しましょう。

先程も申し上げましたが、アスベストの規制が始まったのは1988年です。

そのためそれ以前に建築された住宅には、アスベストが使用されている可能性が高いのです。

規制後に建てられているものであるか確認すると同時に、アスベストの使用箇所がないかをしっかりと確認し、住宅を購入しましょう。

それでも心配という方は1995年を基準にしましょう。

この年にアスベストは製造、供給、使用のすべてが禁止されました。

築20年を経過している物件の購入は、慎重に行ってください。

吹き付けアスベストを除去する

実は天井や壁の石膏ボードなどに使用されているアスベストは、通常ほこりとして飛散しないので、危険性はほとんどありません。

しかし、解体やリフォームが必要な場合には、危険性があります。
また、届け出が必要になります。

一番に問題なのは、断熱材として吹き付けられて使用されているアスベストです。

これはほこりとして飛散し、健康被害を引き起こします。

そのため、もしこ吹き付けアスベストを使用している物件を購入する際には、購入費用は安いかもしれませんが、その後に除去費用がかかることを覚えておくようにしましょう。

除去費用は1平米あたり15000円から85000円程度です。

おわりに

今回は中古住宅の購入をお考えの方に向けて、アスベスト問題とその対策についてご紹介しました。

もし万が一、知らずに問題が起こりうる可能性のある家を購入すると大問題になってしまいます。

また予算が少ない場合でも、価格で即決してしまうのではなく、安い原因について追求してください。

もし中古住宅の購入をお考えの場合は、この記事を参考にしてくださ

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